BGMを作ろう1

DTMでオーケストラのBGM作り(1)

 卒業式では、卒業の歌を子どもたちが作り、演奏し、歌ってきました。また、子どもたちが作ったメロディーを簡単なオーケストラ曲にアレンジし、呼びかけなどのBGMとして流してきました。小中学生の皆さんには難しいと思いますが、先生方には、学生時代に習った?和声楽(四声体)を思い出していただければと思います。・・・オーケストラと言っても、弦楽五部を基本にしたものです。

まず、こんなメロディーができたとしましょう。和音は下の楽譜の様になっています。
 C(ドミソ)  F(ファラド)  Dm(レファラ)  G(ソシレ)  G7(ソシレファ)

メロディーを最上声として、四声体のスケッチを作ってみます。

 さらに、3度や6度でシンクロ(ハーモ)ナイズさせてみます。ベースも少し動かしてみます。
 これで、第1バイオリン、第2バイオリン、ビオラ、チェロのパートができました。
 ここでの音色は「Ensemble 1」、とくにバランスや音色にこだわりがなければ、大譜表1パートで まとめてしまいます。

チェロ(ベース)の1オクターブ下にコントラ・バスを重ねます。厚ぼったい時は、コントラ・バスをピチカートにしたりします。新たに「Pizzicto」パートをつけました。これで、基本弦楽五部のできあがり。

次回は、他の楽器も少し加えてみたりしてみましょう・・・。