児童作品への配慮
著作としての配慮(卒業の歌製作を通して) 子どもたちのオリジナリティーある作品は、できた時点で、法的にもその子の著作になります。 卒業の歌を作る時も、こんなことに配慮しています。至らない点、お教えいただきたく思います。 ☆ 子どもたちの卒業実行委員会でも、自分たちで作った卒業の歌を歌いたいと話し合われました。 ☆ 歌詞作成 子どもたちから言葉や文を出してもらい、それをもとに編集・作詞することを了承してもらいます。 すべての言葉を取り入れることはできないのですが、できる限り子どもたちの言葉を入れ、曲を つけやすい詞にします。できた詞を見てもらったら、作曲したい児童を募集します。 ☆ 作曲 作曲を希望した子に秘策を授けます。そして待つこと・・・・・。 できないことも、よくあります。子どももできない時はつらいでしょうね。・・・じっと、待ちます。 だいたい2週間ほどで持って来るようです。私が即興的にピアノで弾いてみます。 緊張した顔が、「いけそうだね・・・」という私の一言でほっとゆるみ、目が輝く瞬間を、何度も見て きました。苦戦したときは余計にです。 多少ぎこちない所があっても、できる限り、その子のメロディーを尊重します。 さあ、今度はその頑張りに敬意を表し、私が応える番です。 ☆ 編曲/デモ作成 編曲させてもらうにあたって希望を聞きます。ピアノ、電子オルガン、バンドでとか・・・。 そして、その子が伴奏をしたい楽器があれば、その楽器を中心に編曲を考えます。 デモができ、きいて気に入ってもらえば楽譜の作成に入ります。 ☆ 楽譜作成/作曲者名 作曲者名の公表について説明します。作曲者名は、自由につけていいこと(ペンネームとか)、 公表しなくてもいいことなど。・・・・・確認したら楽譜を作成し、テープを添えて手渡します。 ☆ お披露目/指導開始 一人のセンスがみんなの前に出されます。本人も、私も緊張します。受け入れてくれよ・・・と。 3月第2週から指導開始(2曲)・・・間に合うかな・・・いつも綱渡り・・・水ものの人生。 しかも、2曲ともバンド演奏です。最後まで頑張ってみますか・・・。 Y.N. |
「作者」を奈落の底へ落とすには2文字あればいい。 「ボツ」
このHPに掲載している児童作品は、注意事項を説明後、保護者にも話を通し、児童の許可をもらっています。