音楽クイズ NO.207 怪盗ギロ 南の島のクリスマス


 怪盗ギロも仕事納め。今年のクリスマスは南海のホワイト・ラッセル島で過ごすことになった。なぜこの島を選んだかと言うと、ある画家に興味があったからだ。

 彼の名は、今 古揺(こん こよう)、55歳。新潟県出身で、30歳で島に渡り、それ以来、島の風景や人物を描き続けている。島の女性と結婚し、嫁入り前の娘さんが一人いるという・・・。ゴーギャンとイメージが重なるところもあるが、作風は繊細で日本的な感じもする。バカンスで島を訪れた著名な美術評論家の目にとまり、今では世界的に認められるようになったのである。

 私は、最近の彼の絵の中に、ある符号を発見した。それは、鳥や星、波の光などに一定の並び方が存在するのである。図にしてみるとこんな感じである。



 そう、私には楽譜のようにも見えるのだ。島に滞在中、彼のもとを訪ねこのことを聞いてみた。やはり一種の楽譜であった。彼は、楽譜は読めないが、あるふしのイメージを図形化して絵の中に巧みに書き込んだのである。

 さて、諸君。かれの頭から離れないふし(曲)とは何だろうか?


怪盗ギロにもメタボ注意報発令中!ご同輩、年末年始にご注意あれ。