音楽クイズ NO.121 くびになった作曲家

夏休み推理クイズ


(問題) 大川内清輝は、「日本の光り輝く社長10人」に数えられる大富豪である。本人は、そう言われるのを好まなかったが、自称音楽通で、年に何度もおかかえオーケストラつきのパーティーを開いていた。さらにおかかえの作曲家までやとっていたからすごい。この作曲家は有名な大家達三といい、耳のこえた客をうならせるほどの実力で、大川内の自慢でもあった。大家は莫大な報酬を得ていた。
 あるパーティーをひかえて、大川内は大家に注文を出した。「君の曲は毎回すばらしいもので満足している。たまには笑いを取れるような冗談音楽など作ってみてはくれないかね」・・・。遊び心も旺盛な大家は、二つ返事で引き受けた。
 大家の作曲した冗談音楽は、パーティーでは大受けで大川内の顔も得意満面であった。しばらくして、このパーティーにたまたま招待された音楽評論家が、この曲のことを雑誌で取り上げることになった。この記事は話題をよんだ。一転してこの曲は大川内を怒らせ、大家はくびになってしまった。さて、大川内を怒らせたこととは何だったのだろうか?問題の最後の部分を聞いて答えてね!